(2002年1月6日UP) |
| ということで。 2002年1月3日(木)、サクラ大戦新春歌謡ショウ・夜公演に行って来た。 恒例・混雑するグッズ売場の後方に、(これまた恒例の)新商品売り込みコーナーが。 行ってみると、サクラ大戦ドールが置いてあるではありませんか。 「サクラ大戦・ブライダルショー」でさくらとマリアのウエディングドレスドールを 限定発売した様に、今回もツクダが限定で協力するのかしらんと思いきや、 今度はタカラで製造するのだという。 以下文章は、展示ドールのショーケースの隣に立って説明をしていた、 セガのプレスの方から伺ったお話に基づく内容と、自分の考えを述べたものである。
ドールの発売順は以下の通りを予定している。 ・第一弾(2002年3月中発売予定※) さくら・すみれ・マリア・紅蘭・カンナ・アイリス ・第二弾(2002年4月中発売予定※) レニ・織姫・エリカ・グリシーヌ※※ ・第三弾(2002年5月中発売予定※) コクリコ・花火・ロベリア※※
最初は「巴里花組」から発売していく予定だったのだが、 現在「帝都花組」で映画を上映中な事や、こうした歌謡ショウ等、 まだまだ帝都メンバーの人気が高い事もあり、やはり帝都組から発売する事になったという。 (いつも「継子扱い」をされる星組ファンとしては、発売がラストに回らなかっただけ 良しとせねばなるまい。) ガレージキットだと販売価格がどうしても高くなってしまったり、 原型を一から起こさなくてはならず(時間も資金もかかると思われる)、 更にはキャラデザインの藤島氏や松原氏のチェック・監修が厳しいという。 また、ガレージキットの組み立て・彩色には多少の経験も必要になってしまい、 「面倒臭い」・「買ってすぐ楽しめない」、そして「高価である」事がネックとなり、 (ガレージキットやドール類に余り興味の無い)顧客の購買意欲を減じる原因となる。 ドールだったら(部分的に)有りものの型から起こす事ができ、 今まであるパーツを流用できるので、比較的「やりやすい」企画なのだという。 また、以前のツクダホビーのドールを持っていないユーザーも結構いる (隠れた購買需要が存在している)という状況をふまえ、「ドール発売」という選択を したのだそうである。
今までのツクダホビーのサクラドールは1/5サイズであったが、今回のタカラのサクラドールは1/6サイズでの展開となる。なので、市販の服で着せかえができるという、「着せかえの互換性がある」という点をプレスさんは特に強調していた。 「着せかえをして遊ぶ」・「着せかえをして飾る」という、「ファッションドール」的方向が「売り」なのであろう。 その事は「今後、歌謡ショウの舞台衣装等の展開も検討している」との事からも推測される。 タカラはジェニー等が中国生産になったが、サクラドールはどうなるのか伺ってみた所、 タカラの福島工場での生産になるという。 もともとこういったキャラクターもののドールは、いままでも国内(福島工場)で生産しているとの事。 展示されていた試作品のさくらの素体にはリカちゃんのママを使っているそうだ。 関節の可動に関しては、「48カ所可動とか正座ができるとか、そういうのはできません」が、「ちゃんと動く」とのこと。 飾られていた試作品は戦闘服姿だった為、素体の関節の状態を見る事はできなかった。 素体に関しては、試作品である現時点では「リカママ」だが、タカラには色々な素体の選択の 余地がある筈なので、最終的に最善の選択がなされる事を希望する。
この企画の要望というのは、どこらへんから吸い上げたものなのか、伺ってみた。 太正浪漫堂に設置されている交流ノート等(「等」というのは備え付けアンケートの事か?)の 書き込みで、結構要望があったのだという。 確かに池袋の太正浪漫堂に、お客さんの作った1/6・カスタマイズ エリカが 飾られているのは見た事があるし、私もサイト宣伝活動の一環として、 ドール写真を交流ノートに貼り付けたりした事はある。 他の方々の書き込み内容は深く読まないからおおよそでしか言えないが、 ぱらぱらノートをめくる中では、他にドール写真が載っていた試しは皆無に近い。 (←等身大自作ぬいぐるみというのが以前あったが。) やはり大抵の書き込みはよくある「このキャラが好き!!」的なものやイベントレポート、 日記的なもの等で、あとはイラスト類が殆ど。 それほどお客からの「ドールを作って欲しい!!」という強い要望があったとは私には思えないのだが・・・。 太正浪漫堂(池袋)だって、今でこそツクダドールの在庫・種類共に殆ど無いが、 ドールが沢山あった頃でさえ、その場所というのは店内の客の回遊ルートのアウト・オブ・眼中コーナーだった。 どんなに混んでいても、ツクダドールを(購入の検討対象として)見ていた客なんて、 まず見たことが無い。 みんな「普通の」グッズ類を見たり、交流ノート目当てで来店していた人間が殆どであった。 (後述するが、普通のサクラ大戦ファンにとっては、ドールやフィギュアは 「購買意欲を刺激する商品」・「興味を強く抱かせる商品」の範疇ではない様な気がする。 まだそこまで、機が熟していないと思う。) ・・・本当にこんな状況なのに、ドール発売なんて大丈夫なのかと、いらんお世話かも知れないが心配してしまう私である。 どうしてセガはまたドールに挑戦しようとするのか。 答えは、セガが最近の「ドールブーム」、そして「ドール市場」に 興味を示したのではないかと思う。 リカやジェニー、バービー人形の着せかえ等の趣味というのは昔々から脈々と 流れ続けて居た訳であるが、それをボークスが「可動する素体」によって、 いわば「動かして遊べるキャラクターフィギュア」にした事よって、 愛好者の層が広がる事となった。(可動する素体にはタカラのスーパーアクションボディー等も あるが、市場を大きく広げた功績はやはりボークスにあると思う。) その新しい市場に、それもこれからますます成長するであろう「おいしそうな」市場にセガが リサーチをかけたであろう事は、容易に想像できる。 「企業が新しいネタで商売を始める」という事は、「儲かる自信がある」という事である。 以前に1/5サイズドールという、市販のドール達との互換性の無さで敗退しているセガ。 その辛酸をなめきっているセガが、大御所タカラと組んでキャラクタードールを 出そうというのだから、今度は勝算あり、とふんだのだろう。 (でもやっぱり市販しないで「限定生産」っていう所がちょっと弱気、というかさすがに 慎重だなぁと思う。これで売れ具合リサーチかけるのであろうが。) しかしgoogleで「サクラ大戦・ドール」で検索かけてみた所、 約4450件あり、そのうち約720件少々をチェック入れてみたが、 カスタマイズや着せかえ等で「コンスタントに」サクラドールネタをアップしている パワーユーザーなサイトはそうそう無い。 (ツクダのサクラドールを「グッズの一部」として紹介するページはあったが。) また、サクラ系検索サイトの検索でも、一般のゲーム系検索サイトの検索でも、 そしてドール系検索サイトの検索でも、結果は似た様なものである。 今回の検索方法から漏れている所で、サクラ系ドールでページを持つ所も知ってはいるが、 チェック方法を変えたとしても、結果はそう大幅には変わらないと思う。 やはり大半のサクラファンの主流はイラストや小説、掲示板等での交流、という内容が圧倒的に多い。 サクラ大戦スキスキ!!ドールもスキスキ!!というユーザーの「集合部分の交わり」は そんなに大きくないという事だ。 普通のサクラファン層にまで拡販を浸透させるのは、かなり難しいのでは、と思う。
ところで。 試作品段階で見る限りでは、「お人形のイノチ」、顔はどうなのか。 これの出来いかんによっては、購買者数が変化しようというもの。 服やヘッド目当てで購入、というパターンもあるが、一般的サクラファンの取り込みの 最大重要ポイントは、やはり「顔」の出来具合であろう。 及第点出せるのは、私的にはマリアだけ。 あと次はカンナがまぁまぁかな〜と。 さくらは「タカラだし・・・主人公だからリカちゃんやジェニー系の顔立ちでも仕方ないか。」な出来。 紅蘭も苦しいが「・・・うん・・・。」。 しかし、すみれさんはいけませんな! 何だか目がすごく小さいぞ!!これならツクダのすみれの方がずっと出来がいい、と即答できる様な出来。 尚、3日当日はアイリスの試作品は間に合わず、置いていなかった。 通常の生産ラインの合間を見て試作しているので、遅れて間に合わなかったとの事。 アイリスはやはり身長差の表現上、さくら達とは別ボディになるそう。 あと衣装。 「2」戦闘服仕様だったが、ツクダのと比べると、素材が結構ショボいというか、 華やかさが無い感じが。 ジェニーズクラブのS会員向けプレミアムジェニーの衣装レベルまで頑張って 頂きたいものである。(価格もそれに近いのだし。) ブーツの造形もあんまり・・・という感じだった。 (ボリュームが小さすぎな様な。1/6と1/5の足の大きさの差もあるが。)
サクラ大戦ドール 製造元:タカラ 発売元:セガ 「サクラ1」〜「3」まで登場の各ヒロイン・総勢13人の発売を予定。 各9800円。 発売の順番は既出記載の通り。 尚、これらのドールは一般販売はせず、 太正浪漫堂で予約、或いは太正浪漫倶楽部・会員特別予約のみ受付という、限定販売になる。 詳細はサクラ大戦・ドットコムへアクセス、とのことである。 (というのでしてみたが、1月6日現在、まだ何も情報は出てはいない。) 今回この試作品ドール展示にあたり、 「是非、大神を作って欲しい!!」という要望がかなり寄せられたそうである。 大神隊長のドール化を「舞台の神様」に祈るながつきであった。 (もし実現するのであれば、ちゃんと身長差と体格のいい素体で作ってほしいぞ。) |
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