《 戯れ企画・ふたりのひみつ 》


「おちびちゃん、
どうして
あんな事を
したんだい?」

せんせいは
ぼくにやさしくたずねる。

・・・ぼくは寄宿舎の
同室の子と、
すごいケンカを
してしまったんだ。
それでいま、
せんせいの部屋に
よびだされている。

「だって・・・
せんせいが
あの子のことばかり
かわいがるから・・・
ぼく、くやしくて・・・」

「・・・・・・」

「ばかだなぁ、
先生はあなたが一番
かわいいんだよ」

「ほんとう?
ほんとうに?
うそじゃないよね?」

「ねぇ、
いつもみたいにして
あそぼうよぅ」

ぼくは子犬のように
せんせいに
じゃれついた。

「やれやれ、
甘えん坊さんだなぁ・・・」

「ぼく、
せんせいのこと
だれよりもだいすき・・・

・・・ね、キスして」

せんせいは
ぼくののぞむことなら
なんでもしてくれる。

すぐに、あまいキスを
いっぱいしてくれた。

・・・とても、いっぱい。

なんだか
からだのおくが
あつくなってきて、
キスだけじゃ
がまんできなく
なってきた。

「・・・もっと・・・
もっと、おねがい、
いつもみたいに、して」

せんせいは
にっこりしながら
ぼくのシャツの中に・・・
手をすべりこませる。


さいしょ、
こんな事されたとき、
ぼくだって
びっくりしたし、
こわかった。

けど、こうしてると
せんせいが
とてもうれしそうに
してるし、
せんせいに

「もとめられてるんだ」

って事が
ぼくもうれしくて。

だんだん、
こういうことするのが
たのしくなってきたんだ。

せんせいの手は

ぼくのこころを、
からだを、

ヘンにさせる。

「せんせい、
ベッドに
行こう・・・よぅ」

「じゃあ、先生の
寝室に行こうね」

せんせいは
ぼくをだきかかえた。

こうして
せんせいと、ぼくの
ふたりだけのひみつが
また
ふえてゆく。



せんせいは
いつもやさしくて、
ぼく、
だいすきだよ。

(おしまい)


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