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いきなりだったので、ボクはびっくりした。 「やっとあんまり散ってない木を見つけたよ。どうだい?」 さくらに見とれてるボクの横で、隊長のとても穏やかな声がひびく。 |
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葉桜の季節にしか会って ないだろ、 だからどうしても二人で 花の桜を みたかったんだ。 やっぱりちょっと 遅かったかもな・・・。」 って顔をした。 でも、ボクは その気持ちだけで 十分だった。 |
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さくら・・・ 学名・Prunus subgenus Cerasus 分類・バラ科サクラ属の落葉高木、 または低木。 分布・北半球の主として温帯に広く 分布する。 別名・夢見草、徒名草、挿頭草、 吉野草など・・・ なんて事を以前のボクなら 言っていただろうけど、 今のボクは、この花を見て 「・・・綺麗だ」 って思えるようになった。 確かにボクは、 隊長の言う通り「少し変わってきた」 のかもしれない。 ・・・その変化が自分でも 少し怖くもあるし、 嬉しくもある。 |
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行ってみたい。 そうしたいな」 一緒に行こうよ、 と言うと、 隊長は少し困った顔をして、笑った。 どうしてだろ、 織姫達も行った方が、 賑やかでいいと 思うのに。 |
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私たちを 置いてけぼりにして、 おみやげは ノロケ話だけ デスか?」 織姫がむくれてる。 ・・・ごめん、 ボクだけ楽しい 思いして、 悪いと思ってる。 これ、おみやげの おまんじゅう・・・。 中は桜色のあんこ はいってるって・・・。 これで機嫌 直してよ・・・。 二人でお茶にして、 仲直りした。 ☆ 隊長、次は どこに連れて行って くれるの? |
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