ドールズ・パーティ11 参加記録

(或いは「私は如何にしてイロモノを愛するようになったか」)

(2004年8月30日UP)



■ドールズ・パーティー11 2004 in Summer
 開催日時:2004年8月1日(日) 10:00〜16:00
 開催場所:東京ビッグサイト 東6ホール
 主催:株式会社ボークス ドールズ・パーティー事務局


またまたやって来ました、ドールズパーティー。
今回もドラ軍曹様&元締め様のご厚意により、居候展示させて頂く事になりました。
いつもお声がけ頂き、有り難うございます。
「ディスプレイ発表の場(作品発表の場)」が頂ける事は、
「表現をしようとする者」にとって、この上無い喜びであります。

それでは、ドルパ11極・局地的レポート、行ってみましょう。

■今回の基本コンセプト。

今回の基本コンセプト。

 ・夏向けに涼しい感じで。
 ・会場で、ナマの展示物を見る事で楽しめるものを。
  (逆に言うと、会場で、その場で見なければ楽しめないものを。)

というのを念頭に置くことにしました。
写真だけでは感じ取る事の出来ない、展示素材の細かな質感等、
「会場で見なければ判らないもの」を、今回のディスプレイでは追求しようと考えた訳です。

以前のドルパレポでもしょっちゅう書いている事ですが、要は
「『イベントでのディスプレイ』としての利点をフルに生かしたものを」
というやつの発展型をテーマにした訳ですね。


それでですね。

夏向け→涼感を求めるとすれば、「水」に関するものがイメージされます。

ディスプレイ主役であるレニと言えば、

 プールで(全裸で)魚のようにしょっちゅう泳いでいたり、
 瑞々しいスクール水着の衝撃!!だったり、
 お風呂で惜しげもなくそのスレンダーな裸体を晒してみたり、
 お祭りで金魚すくいビギナーとは思えない程の腕前を発揮したり。

 或いは研究機関で「検体」として生きてきて、
 まるで培養液中で育ってきたのでは無いかという、
 何となくふわふわと浮世離れした、「この世に有らざる者」的・儚いイメージさえ感じさせる・・・。

そんな、イメージ的に「水」と縁の深い、レニ。

そんなレニの、水中にたゆたう「きんぎょひめ」な姿を、涼しげな氷柱花で表現しようかと。
貴重なツクダのレニヘッドが水浸け→氷浸けで痛むかもしれないけれど、
いっちょ1人潰してもいい覚悟で。
基本的には樹脂素材なのだから、耐水性はあるはず、充分耐えられるだろうという目論見で。

演目(ネタ)は決まりました。

■イベント10日位前

1か月前位から目星をつけていた、ガラス瓶を購入。
形状としては、よく昔風のお菓子屋さんの店先にある、
量り売りお菓子を入れておくガラス瓶を想像して頂くと良いかと。

そして水中花用の水草を購入。
その他資材は、家にあるもので何とか間に合わせる事が出来そうです。

■イベント1週間位前

ディスプレイの核となる、氷柱花レニの仮組み。
殆ど「ボトルシップ」状態で、菜箸でつんつん微調整してみたり。

仮組みしてみた所、ガラス瓶の高さが少々足りず、
ちょっと窮屈な感じになってしまう事が判明。
ううむ・・・どうしよう・・・。


ここで更に重大な過ちに気がつきます。

このガラス瓶のまま凍らせると、確かに氷柱花にはなるだろうけれど、
外気温との差でガラス瓶表面に生じる水滴等の曇りで中身が見えない、
「展示物としてはまったくの落第」だという事。

まさかギャラリーに指でガラス瓶を拭って御覧頂く訳にも行きません。
ブースでマメにガラス瓶を拭くのにも限界があるでしょう。

さぁ困った。

面倒だから、もうこのまま水中花でいいかなぁ・・・。

■イベント5日位前

それでもなお、氷柱花での展示を諦める事が出来ません。

容器のままでの氷柱花の展示は出来ない。
では、容器から氷柱を取り出してしまえば良い。

「凍らせて、氷柱を取り出しやすい形状」を突き詰めていくと、
それは単なる円柱状のものであろうという推測に辿り着きます。
1/6ドール(約27センチ)が入れられる、円柱状の容器を探さねばなりません。

確かダイソーで塩ビの円筒ケースが売っていた筈。
円筒ケースでは防水性は無いので、水漏れする事が予想出来ていましたが、
それはパテか何かで埋めれば何とかなるかも。
あとは水漏れのスピード加減と、冷凍庫の製氷スピードの競争になるだろうと思っていました。

取り敢えずダイソーで円筒ケース(←底が金属板で出来ている)購入、
水漏れスピード確認の為、水を入れて一晩放置。

その作業と並行してはたと気が付いたのが、
「展示する際の禁止事項」。
ほら、よく同人イベントで、コスプレ対象で
「モデルガン・刃物禁止」・「先の鋭利な物は持ち込み禁止」等の
禁止事項があるでないですか。
ああいった感じのものが、ドルパでの展示規約には有るのだろうか、と。
水物を展示する事はどうなのだろうかと。

ボークスHPでオンライン・ディーラー向け禁止事項を確認しましたが、
「水物」展示に関してはそれらしき内容の物が見あたりません。
オフラインでの書類連絡にて、ディーラーに何か情報が行っているかもと思い、
ドラ軍曹様に確認した所、
「版権物の販売に関してはうるさいが、特に展示に関しての注意事項は無い」
との事。
また、元締め様は
「回りのブースに迷惑をかけなければ、水を使った展示もOK」
との事なので、氷柱花レニの展示に関しては、これで取り敢えず一安心。

■イベント4日位前

さて翌朝。

・・・あかん。

円筒ケースの底の金属板が、
たった一晩、水に触れていただけで赤錆が出始めているのです。
水漏れは途中で鈍くなるものの、
錆が出てしまっては水が汚れてしまい見苦しくなり、実用化出来ません。
それ以前に、そんな錆水の中にレニを入れておく事などしたくありません。
やはり100円で何とかしようとしたのが間違いだったのか・・・。

円筒ケースがダメとなると・・・何の容器にすれば良いのだろう。
それは。

パスタケース。

これなら1/6ドールの大きさにも対応(いや、本来の使い方とは大きく違って居るんですが)、
ガラス、もしくはプラスチックなので錆も出ず、
円柱状で、中身を出す時は外側を少々水で濡らせばスルッと取り出せる筈。
(手作りアイスキャンデーの原理ですな。)

そうと決まれば、パスタケース探しの旅にごー!!
TGMという生活雑貨屋で、プラスチックのパスタケースを購入しました。
(しかしTGM横浜ジョイナス店の店員は
いつも必ず愛想悪い・手際悪い・サービス悪いと
三拍子揃ってる
んだが、どうにかならんのか・・・。
買物すると必ず不愉快にさせられるというのは、ある意味凄い技術だと思う。
アフタヌーンティールームに押されてさっさと潰れて(以下略)。)

ともかく材料は揃いました。
後は検証あるのみです。

■イベント2日前

さて。

朝。

パスタケースに氷柱花の材料を入れ、
レニを水中に沈めます・・・。
うわ、「水中の死美人」って感じだ。
何だか天知茂の明智小五郎シリーズにありそうな。(「氷柱の美女」ってのはあるようですね。)
ちょっと可哀想な気もするけれど、これも

「私はこれだけレニが好きだ、だから一番美しい状態のレニを見て欲しい」

という表現方法のひとつだ、勘弁してくれ・・・。

我が娘を実験台にする、マッドサイエンティストの気分になってきます。


ぱくん、とゴムパッキンの付いた蓋を閉め、冷凍庫に。
そのまま外出。

帰宅後。
冷凍庫より取り出し、ケースに水をかけて氷柱を出してみると。
まだ中心部分が水でしたが、8分通りは凍っていました。
透明度もなかなか。

さぁ、テストは終了、これなら本番も上手く行くでしょう。
明日は本作業を執り行う予定。

■イベント1日前

朝。

凍った物に水をつぎ足して再凍結すると、
新しく凍った部分と、従来の氷部分の境に筋が入る可能性があるので、
一度完全に解凍、再度イチから凍らせる事にしました。

全てセットし、冷凍庫へ。
テストでは、約半日位で結構凍っていました。
今回もそんな具合で上手く行くと思ったら。

夜。
約半日経過後。
何故だか、テスト時ほどよく凍っていないのです。
この調子では、明日のドルパに間に合わない・・・。

ここで焦りが生じました。

冷凍庫の端っこに置いてあるから、凍りにくいのだろう。
冷気がガンガン吹き付ける中央部に移動させれば・・・。

あぁ、決定的かつ重大なミスに、この時は気づいていませんでした。
焦りは不幸を生みます。

■イベント当日・出発前

朝。

冷凍庫を開けると。

確かに凍ってはいるのですが。
円柱の中心部が白くなっていました。
凍結の際に、空気が残ってしまったのです。

肝心のレニは空気の泡に包まれ、表情を読みとるのは困難です。

透明な氷を作る為には、「ゆっくりと凍らせる」のは鉄則でした。
焦るばかりに、その鉄則を忘れていたのが敗因です。

氷柱花はもうダメです。
徒労に終わった氷柱を、真夏の暑さで温くなった水道水で溶かして行きます。
ぱきぱきと鋭い音を立てながら氷が溶けていき、レニが現れます。
その体は、とても冷たくなっていました。

レニ、寒い思いさせてご免よ・・・冷たかっただろう・・。。


でも。

でも、もう一度頑張ってくれ。

そう。

氷柱花がダメでも、最後の手段、水中花があるじゃないか、と。

氷柱花がダメだったら、水中花に切り替える事は初めから織り込み済みでした。
ただ、氷柱なら皿の上に剥き出しで飾れますが、
水中花は容器ごとでしか飾れません。
氷よりはインパクト大幅減。
それがとても悔しかったのですが、
それでもドルパディスプレイでかつて「水」を使った強者は居ません。
「他ではやらない事」・「己が表現したい事」をやるのが、当「横濱工房」、
氷柱が出来ない位で負けてられんのですよ!!

さぁ、残念だけれど今日のディスプレイは水中花なレニに変更、
荷造りすましてビッグサイトへ、闘いの場へ赴くですよ!!

■イベント会場にて。

闘いの地・ビッグサイト。
会場までの道は、焼け付くような太陽に照らされ、
眩しいほどに輝いていました。

今日は9時過ぎにドラ軍曹様達と待ち合わせ。
ディーラー用入場口で落ちあい、会場内へ。
ブースに到着すると、ディスプレイの設置に取りかかります。
ディスプレイ台を設置したらば、次は水中花の準備。
洗面所に水を入れに行きます。


洗面所にて。
パスタケースに水を入れ、菜箸でちょこちょこ微調整をしてたらば。

「あぁあぁ、それここでやらないで給湯室でやって!!」

清掃係の方に教育的指導を受けてしまいました。
ご迷惑おかけして申し訳ない。
案内に従って給湯室で作業続行。
何とか纏まったので、ブースに戻ってディスプレイ台の上に。

凄いぞ。

いや、何が凄い、って、
私のやるディスプレイで、
イベント開場前にディスプレイ作業が終わったのは、これが初めて
ではないかと(←ナニか根本的に間違ってます・・・)。
なので、今回はゆったりしながら開場を待つ事が出来ました。

今回、ながつき側のお隣さんは、
いつもドレスを購入させて頂いてる「KEIKO」さん。
初めてMSD用ドレスを作ってみたとの事。
「レースだけで9メートルもかかって大変〜」とか、
「MSDは作るの楽だけど、やっぱりリカちゃんサイズの方が可愛くて好きだわ〜」等々、
いろいろお人形話させて頂きました。楽しいなぁ。

そうこうしているうちに、開場を控えての恒例・ボークス社長スピーチ開始、
カウントダウンになりました。
いつもは社長だけがカウントダウンするのですが、
今回はディーラー参加者にもカウントダウンコールを要請。

「さぁ行きますよー、じゅう!!」
あれ?いつもは英語でなかったか?
それはともかく、場内からはディーラー達のコールが全く聞こえません。

「聞こえませんよー!!さぁもういちどやります!!じゅう!!」
相変わらず、場内からは殆どコールが聞こえないという、
寒々とした結果に

社長、業を煮やしたか、
「全然聞こえませんねー!!もう一回チャンスを 与 え ま す !!じゅう!!」
「与えます」って・・・これだからボークスは・・・いやはや、流石だ・・・。
それでもやはり、殆ど場内からはコールは聞こえなかったのさ。
仕方無く社長、独り寂しくカウントダウン、そして開場。
わらわらわらっと、お客さんが入ってきます。


ドラ軍曹様&元締め様側のお隣ディーラーさんはSD系だったのですが、
所謂「売れ筋所」だったらしく、お客さんが殺到しています。
軍曹様側のブースに人が溢れて、とんでもない事になっています。
それでもお隣さん達は列を整理するでなく、お客さん達に注意を促すでも無く。
寧ろお客さん達と一緒に浮き足立っている始末で。
更には、ディスプレイ資材のついたてが高く、
お客さんがまるで見えていない為、客さばきも上手く行ってません。

軍曹様達は「売れ筋だから、売る物無くなったら列も無くなるでしょうから」と
「大人の対応」で傍観されてましたが、私は頭に来る事しきり。
イベントではしゃぐのもいいけど、その前に最低限の事はすべきかと。

商品が一通り売れてからも、そのディーラーさんのファンの方々が
おしゃべりなぞしにいらっしゃるのですが、
その時も残念ながら、「客列が広がって迷惑状態」になる事度々。
どうやら元々「周辺ブースに無頓着」なディーラーさんなのかも知れません。

・・・ボークスもSD系と1/6系とブース分けして(棲み分けして)
配置してるんじゃなかったのかね?方針変更されたのですかね?


さてさて。
そんなぷりぷりしてても仕方がありません。
10時半過ぎ頃から、場内を回り出す事に。
今回はレニに白ワンピースを買ってあげようかと。夏ですからね!!
また、前回・ホームタウンドルパでMSD用の羽が上手い事ジャストサイズだった事もあり、
「MSD用お洋服の1/6転用」も視野に入れ、場内を見て回ります。

で。
少々買い物するにはしたけれど、今回「コレは!!」という物はありませんでした。
財布には優しいイベント・・・。


今回うろうろしたところ。

前回、天使の羽を購入させて頂いて、
「感動的なまでにぴったりハマった」、「十六夜」さんに伺います。
今回MSD用羽は持ってきておられなかったのですが、特注対応も可能との事なので、
連絡先が掲載されたカードを頂いてきました。

「うっどぺっかぁ」さんで、ホームタウンドルパ以降、放置しっぱなしだった
玄関ジオラマ修正の打ち合わせをします(あーまた連絡滞ってます。申し訳有りません。)。

もう一軒、おなじみさんにも立ち寄り。
SD購入に際して(←何だか遂に傾きそうだったりしてますよ)、
どのモデルが洋服等のサプライ品が多く出ているか等の話を伺いに。
そこで衝撃的な事実をアドバイスされます。

「ながつきさんみたいに、情景を作ってお人形を楽しむ人にはSDは向いてないと思います。」

がーん!!(←「どこでもいっしょ」のトロの驚きの表情を思い浮かべて下さい。)
あぁ、そういう切り口の考え方もあったのか・・・。

・・・・・・これは考えていませんでした。盲点。
いや、言われてみれば全くそうなのですが、
ただ「SD欲しいなぁ」・「(SDいたら)いろいろ着せかえ出来て、可愛いだろうなぁ」・
「おっきいから着せかえのし甲斐があるだろうなぁ」・「維持費は大変だろうけど、やっぱり欲しいよなぁ」
・・・位にしか考えていなかったのです。
でも、そうか、「情景」を表現するのは難しいか、が〜ん・・・・・・。

SD系は立つか、座るか。
新モデルでぺたんこ座りが出来る物も登場したけれど、
基本的に1/6と比べると、圧倒的に可動範囲が限定されます。
今現在「横濱工房」で展開しているような、「レニと隊長との情景」などを、
到底納得のいくレベルでアップ出来ない事は、容易に想像出来ます。

SDは、ただ「立つ」にも、スタンドを使わず自立させるには細工が必要、
手の動きで表情をつけさせるにも、手首に革を貼ったりして滑り止めの細工が必要。
ましてノーマルなままぺったん座りさせよう物なら、膝からテンションゴムが丸出しで美しくない・・・。
カスタマイズチキンな私には、荷が重い・・・。

SD系は、綺麗な服を着せ、抱いたり眺めたりして愛でる物なのでしょう、基本的に。
・・・確かにSD系で「動きのある写真」や「芝居をつけた情景写真」というのは
(私の勉強不足もあるでしょうが)余りお目にかかった事が有りません。
SD系によくある、「寝っ転がったり、立ったまま、座ったまま」だけの写真は、
当「横濱工房」の作品と対極に位置する物です。

いや、SDというお人形を、ただ愛玩用・観賞用として割り切ればいいのでしょうけど。

そんな訳で、SD購入は再検討となりました。
(でも、完全に火種が消えた訳では無く・・・ぶすぶすと微かに燃えているのです。)

今回、このような鋭い切り口で(私にとっての)SDの弱点を教えて頂いた事は、
非常に勉強になりました・・・。



・・・ぐるぐる回ってブースに戻り、ドラ軍曹様と他愛ない話をさせて頂いたり、
「KEIKO」さんとお話させて頂いたり。
また場内をうろついたり、で、時間はまったりと過ぎて行きます。
15時位から、恒例・自分の所撮影会開始。

■当日のディスプレイはこんな感じでした。

レニきんぎょひめ全景
 今回の全景。

 100均で購入した簾と、
 ユザワヤで購入の藍色の木綿生地が
 一気に(お手軽に、とも言う)
 夏の雰囲気を演出。

 スタイロフォームで高さを出した
 台の上に、
 水中花レニをセットして出来上がり。

 水中花レニアップ。

 おまたの辺りが危険な感じ。
 (両脚をガッと広げて
 ストッパーにしないと、
 ふわふわ浮いてきてしまうのです。)

水中花レニアップ

水中花レニロング
 孤独なきんぎょひめの話相手は、
 自分と姿形の大きく異なった、
 ちいさな金魚たちでした。

 きんぎょひめは
 ひとのよで、
 ましろいあのひとと暮らすことを
 ゆめみていましたが、

 その儚いゆめは、
 かなうべくもありませんでした。

 ふかい悲しみにくれたきんぎょひめは、
 かたくかたく心を閉ざしてしまい・・・。
 

 それ以来、
 きんぎょひめは哀しげなまなざしで、
 水槽の中からひとのよを
 眺め続けているのです。

水中花レニ表情

救いに来たマリア
 毎度おなじみ、
 ドラ軍曹さんちのマリアさん登場。
 
 きんぎょひめを救いに来たが、
 既に遅し、なイメージ。

 「何と言うこと、何という酷い・・・!!

 ・・・・・・。
 こうなったのもみんな、
 あのノー天気隊長の
 せいだわ!!」

 こうしてマリアさんは、
 隊長を付け狙うように
 なりました。

マリア、怒る

15時30分過ぎ辺りから片づけに入ります。

ふわふわタオルに包まれたレニ
 水からあがってやれやれなレニ。
 ふわふわタオルで拭いてやる事で、
 せめてもの償いを。

 「いくら僕が泳ぐの得意だからって・・・
 さすがにこれは疲れるね。」

 ごめんよ、ごめんよう・・・。

 申し訳ないと思いつつ、
 濡れそぼった水着の質感に、
 ヨコシマシマな感情を
 抑え切れません・・・。
 (えろ過ぎる!!えろ過ぎるんだよ、レニ!!)

 何はともあれ、
 お疲れ様でした・・・。

 今回のディスプレイは、イロモノ・キワモノ企画という事もあってか、
 過去最大の注目度&お写真を撮って頂きました。有り難うございます。
 私が会場内をプラプラほっつき歩いている時にも、
 結構な注目度だったそうで、何よりです。

 イベントでのドールディスプレイが
 「お客さんに御覧頂いてナンボ」
 とするならば、今回のこの結果は「大成功」と言えるでしょう。


  ■ 今回のリアクションいろいろ ■
  ・「は〜・・・本当に水の中に入れてるんだ〜」と
   しげしげと、或いは食い入るように・舐めるように眺める方 
   (↑こういうリアクションが殆どでした)
  ・通路を通りすがるついでにディスプレイを眺める方が、
   「!!」と思われたのか、いきなり方向転換してブースにいらっしゃったり
   (ブースと並行に移動していたのが、突然こちらに向かって
   つかつかと垂直移動してくるのでかなりビビります)
  ・(お人形を水中にぶち込んで)可哀想・・・
   (↑というお客さんがいらっしゃったと、「KEIKO」さんから伺いました)
  ・ホルマリン漬け標本のよう

 水でこんな具合ですから、氷だったらさぞかしもっと凄い反応が見られた事でしょう。
 返す返すも凍結の際の失敗が悔やまれます。


 そして今回のドルパで「水を使った展示」があるか、見て回った結果。
 SD用の小道具を販売するディーラーさんで、
 ディスプレイ全体の雰囲気を出す為に、縁日の屋台風な飾り付けをしていたのですが、
 そこで「水ヨーヨーを水に浮かせていた位」、でした。
 ですので、「人形とのからみ」で水を使ったのは、うちだけかと思われます。

 (イロモノではありますが)企画によっては、
 ちいさな1/6だって、SDの展示に勝てる可能性があるんだな、と。
 ま、人形で「勝ち負け」も無いもんですが、
 「表現の仕方・見(魅)せ方には、限りない可能性がある」
 という事を感じました。

■そいでもって。

閉場も近づき撤退作業をしている間、
ボークス社長の「SDお迎え式」のスピーチが
怪しい宗教団体の説法のようにゆんゆん流れます。

ようやくトロい私の荷造りも完了して、遂に撤退する事に。
「KEIKO」さんにもご挨拶して撤退。
「また変わった展示見せて下さいねー」との事。
・・・そうですね、もしまた今度機会が有ったとしたら、
こういうイロモノで無いとは思いますが、

「自分が表現したいと思うものを表現する」

という基本的スピリットを忘れないディスプレイをしたいと思います。
またお会いできる日を楽しみに!!

そんなこんなで陽も暮れて、
ドラ軍曹様&元締め様と共に、ビッグサイトを後にしたのでした。

お二方、今回もお疲れ様でした&有り難うございました!!です。

(おしまい。)


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