《 帰らなくてもいい、朝。 》


朝。
窓から差し込むひかりが、
ふたりを柔らかく照らす。
小鳥のさえずる声も聞こえ。


 ・・・ん・・・
 とりのこえ・・・が
 する・・・・・・。
 まぶし・・・・・・。

 レニは
 東南の窓から
 差し込む朝日に
 顔をしかめるが、


 すぐに
 何かを
 思い出したように
 跳ね起きた。

 ・・・・・・!!
 いけない・・・!!
 ・・・もうこんなに
 明るく
 なっちゃった・・・!!


 早く部屋に
 戻らなきゃ・・・
 誰かに
 見られちゃう・・・
 ぱんつ、ぱんつ・・・
 どこやっちゃった
 んだろ・・・
 見つからないよ・・・


 どうしよう、
 急がなくちゃ・・・


 慌てて
 服に着替えようとする
 レニ。

 が、
 はたとその手が
 止まった。

 ・・・・・・。


・・・そっか。


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